›8 30, 2006

楽天の株価が低迷

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

日経新聞1面に、楽天株価低迷とあった。記事の趣旨としては、楽天というインターネットベンチャー第1世代の時代は終わり、Web2.0に見られるナナロク世代の台頭である。

確かに楽天の株価は低迷している。それでもPER33倍などから判断しても高い株価ではある。他方ナナロク世代のドリコムはPER337倍である。
記事で不可解な点は、サイバーエージェントの藤田がこれからは技術の時代と言っておきながら、ナナロク世代で特に技術的に突出している企業が無いことである。
Blog自体は楽天もやっていることだし、SixApart以外で先端技術があるとは言いがたい。

いずれにしても、楽天自体は技術的に優れているわけではないと思う。楽天の強みは、多くの顧客を持っている点に尽きる。サービスの質ではナナロク世代のSNSに見られるサービスの方が優位ということであろう。

楽天はTBS買収では泥沼に陥り、次の成長戦略を見出せないでいる。その間、ECビジネスにおいて多くの追従者があわられてきている。ナナロク世代ではないが、技術力という点ではやはりGoogleだ。Googleはかつてのマイクロソフトのように楽天のようなECビジネスを淘汰する可能性を持っていると感じる。こちら記事参照


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