›6 12, 2006

AjaxとWeb2.0

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それぞれエイジャックス、ウェッブ・ツー・ポイント・オー(ゼロ)と読まれる。

Ajaxとは、Webページのリロードを伴わずにブラウザをアプリケーションとして使うことの出来る実装形式である。

これまでデータをサーバに通知して処理結果を得るにはページ全体をリロード(もしくは別ページ移動)しなおさなければならず、クライアント・アプリケーション(PCにインストールして使うソフトウェア)と比べ、利用者の使い勝手が悪かった。現在はあたかもクライアント・アプリケーションのように使用できる。ブロードバンド化によって大容量のデータ送受信ができるようになったのと、それ以上に技術発展(イノベーション)があったからだろう。

劇的に変わったのは、2年前のGoogleMapの登場だと思う。最初に使ったときは、あたかもPCにある地図を触っているかのような感じだった。これがクライアント用アプリケーションではなく、インターネットをブラウザを介して使用できるところが画期的だった。

Web2.0は様々な定義があるようだ。

Tim O'reilly氏の「What is Web 2.0」による定義もあるが、広い意味では下記を満たすものとされる。

Rich Internet Applications
 Ajaxに代表されるリッチ・インターネット・アプリケーション技術を利用しているもの
Server-side software
 ブラウザで操作でき、処理はクライアント側(PC側)ではなく、サーバサイドで行うもの。

Client-side software
 利用者側が自由にカスタマイズできるもの。
RSS
 RSS、RDF、XML等共通のフォーマットかつ発信型のデータ送受信機能を持つもの。

Web protocols
 REST、SOAPといった最新プロトコルを利用したデータ送受信機能を持つもの。

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