それぞれエイジャックス、ウェッブ・ツー・ポイント・オー(ゼロ)と読まれる。
Ajaxとは、Webページのリロードを伴わずにブラウザをアプリケーションとして使うことの出来る実装形式である。
これまでデータをサーバに通知して処理結果を得るにはページ全体をリロード(もしくは別ページ移動)しなおさなければならず、クライアント・アプリケーション(PCにインストールして使うソフトウェア)と比べ、利用者の使い勝手が悪かった。現在はあたかもクライアント・アプリケーションのように使用できる。ブロードバンド化によって大容量のデータ送受信ができるようになったのと、それ以上に技術発展(イノベーション)があったからだろう。
劇的に変わったのは、2年前のGoogleMapの登場だと思う。最初に使ったときは、あたかもPCにある地図を触っているかのような感じだった。これがクライアント用アプリケーションではなく、インターネットをブラウザを介して使用できるところが画期的だった。
Web2.0は様々な定義があるようだ。
Tim O'reilly氏の「What is Web 2.0」による定義もあるが、広い意味では下記を満たすものとされる。
Rich Internet Applications
Ajaxに代表されるリッチ・インターネット・アプリケーション技術を利用しているもの
Server-side software
ブラウザで操作でき、処理はクライアント側(PC側)ではなく、サーバサイドで行うもの。
Client-side software
利用者側が自由にカスタマイズできるもの。
RSS
RSS、RDF、XML等共通のフォーマットかつ発信型のデータ送受信機能を持つもの。
Web protocols
REST、SOAPといった最新プロトコルを利用したデータ送受信機能を持つもの。