›7 25, 2006

クレジットカードでで年間xx十万円得する

Category: 資産運用 / 0 Comments: Post / View

もう5,6年前にポイントカードは貯めて使うと損だと書いた。(RFM分析

貯めると損なものの原則は価値が増加しないものだ。銀行預金なら少ないながらも金利が付く。銀行預金でさえすると損だと思っているので、金利の付かない商品券やポイントカードは貯めると損をする。金利は付かなくても限定商品やプレミア商品で時間が経つと価値が増加するものもある。しかもその多くは保有している間、保持している人に価値をもたらす。

と、そんな当たり前の原則に従って生活していたのだが、逆にちょっとした情報格差で得をするという点で疎い面があった。投資や資産運用とは違い日々の生活での情報格差が大きな差をもたらす。
例えば、支払は全てクレジットカードにするという原則は守っていた。支払を先延ばすことによる機会コストを得ることとポイント獲得だが、このポイントやマイルがカード会社によって水準が大きく異なる。

筆者の場合、某大手クレジットカードで年間100万円以上は支払っていて、利用金額の少ない人よりは遥かにポイントが溜まるのだが、これでも甘かった。ポイントやマイルを商品券など現金に近いものに交換することをポイント還元と呼び、いくら使ったらいくら還元されるかを還元率と呼ぶ。多くが0.5%位だ。
利用金額に応じて増加するが1%も還元しないのがほとんどだ。それでも必死になってそのカードで使いまくってしまうのだ。

ところが友人に何のクレジット使っているか軽く聞いてみたところ、そいつがカードマニアですごい情報量だった。還元率は4%を超えることができる。(おーっと普通のカードの10倍近いじゃん)とか、マイルの貯まり方も違う。マイルはどのルート(アメリカ行きは安くて距離が無い)で貯めてどこで使うと良いかとか。

そんな話でも10分位であるが、自分で調べたらとてつもない時間がかかるだろう。いや、2,3時間あれば十分ネットで調べられるかも。とにかくこの10分が自分にとって年間数十万円以上の差になった。そしてこれまでセコセコと自分のクレジットに忠誠を尽くしていたのが馬鹿らしくなった。もちろん早速お得カードを申し込んだが。

他にも情報格差で生活に大きな差がでるものだと知った。以前は安いチラシの店に殺到する主婦を馬鹿にしていたが。

この得する生活って本にも商品名は明記されていないが、このようなコンセプトが満載で読んで得した。リゾートマンションや、家を買わないで本当に良かったと胸を撫で下ろしたよ。

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橘 玲

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