›8 23, 2005

DMAICモデル

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以前シックス・シグマについて紹介した。


簡単に説明すると、シックスシグマは品質管理であり、モトローラによって
開発され、ジャックウェルチのGEが工場の品質管理のみならず、経営戦略
に取り入れる成功したことによって一躍注目を浴びた。

DMAICモデルとは、シックスシグマを管理するシステムモデルである。
DMAICはそれぞれ、以下の略である。

シックスシグマはシグマ6個のことでシグマは標準偏差のことを指す。
規定値を用意しておいて、実際に製造で作られた製品をサンプリングして、
正規分布を取り、そのばらつきを表すのが標準偏差であった。

品質特性値が正規分布に従えば、6シグマの外に出る確率は、100万回に
3.4回ということになる。それほどの精度を要求する。
シックスシグマとは品質保証を6シグマに抑えようとする方法である。

さて、理念がわかったとしてもその導入が難しい。
そこで、DMAICモデルがある。これは下記の頭文字をとったものである。

定義(Define)
測定(Measure)
分析(Analyze)
改善(Improve)
管理(Control)

さて、個人的な意見を言わせていただくと、このシックスシグマの理念は
単なる統計の問題である。そしてシックスシグマに品質精度を要求すること
も高品質な生産ができると思う。

だから何だ?

というのが実際にGEの製品を多く使っての感想である。
技術大国日本ではGEの製品を見ることは非常に限られていると思う。恐
らく病院にあるCATやMRIのような機器くらいじゃないだろうか?
だが、米国生活をしているとGEの製品は非常に多かった。アパートでは
備え付け白物家電がGE製だったこともあり、使うことを余儀なくされた
のだが、これがまたよく壊れた。というか製造元に言わせると壊れたので
は無くそういった仕様だと言われるのかもしれない。

ちなみに、電話機はコードレスにもかかわらず1時間しか充電が持たない。
なので1時間以内しか離せない。コードレスだから充電しながら話せないし。

洗濯機・乾燥機はやたらうるさい。しかも服がすぐ駄目になる。タオルにし
ても服にしてもすぐ毛玉ができてしまう。

まあ、これは品質的にはOKなのかもしれないが、日本の電化製品と比べて
しまうと設計ミスに感じるのだが。
それにも関わらず、日本の白物家電は米国ではまったく見なかったのは何故
だろう。

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