›1 19, 2015

オプティミストはなぜ成功するか|良いことを毎日3つ書くと幸せになれる

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

ペンシルバニア大学のセリグマン教授らが提唱した「ポジティブ心理学」という新しい分野がある。人々がどうしたらもっと幸せになれるかの研究が行われているのだ。セリグマンらの研究では、毎晩寝る前に今日良かったことをを3つ書くことを1週間継続するだけで、その後半年間にわたって、幸福度が向上し、抑うつ度が低下するという結果が出ている。

さて、セリグマンによれば幸せな人がオプティミスト(楽観主義者)であることはもちろん、スポーツ、学業、仕事、セールスにおいてもオプティミストが圧倒的に成功しており、また健康な人の割合もオプティミストが高いとのことだ。

これを初めて読んだ時、正直驚いた。

日本では、成功者は人一倍苦労してきているし、成果を上げる人は現実を直視するペシミスト(悲観主義者)だと思ってきたからだ。
しかし、データが示すようにオプティミストの方が人生幸せに決っている。

営業マンの世界でも、現実を直視したら逃げ出すような場面が多い。しかし、楽観主義者のように現実を過剰に捉えず、理想を求める人や組織の方が成果が出せるだろう。
営業マネージャなら、恐怖で営業マンを動かすよりも、常に前向きな希望によって組織を動かすべきだろう。

有名な例として、アフリカのブッシュマンに靴を売りに行く話がある。ブッシュマンは誰も靴なんか履いてない。それを見て、靴は売れないと思うか靴が売れるチャンスと思うか。

オプティミストになることでメリットは沢山ある。夜寝る前にその日の良かったことを3つ書くだけだ。試してみよう。


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