›7 29, 2013

新しいテレビと民放の終焉

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パナソニックの発売した「スマートビエラ」は、テレビとネットを融合した製品だ。ネットもテレビも各家庭には当たり前にある時代だ。
しかし、この製品に対するCMを民放各社は一斉に拒否。民放各社は「視聴者が放送番組とネットを混同する」として、“ルール違反”だと拒絶したのだ。

これまでのテレビには大いに不満があった。
何故テレビの放送時間に合わせて行動しないといけないのだろう?
HD高画質のテレビが当たり前になっているのに、何故テレビとパソコン(インターネット)は分離されているのだろう?

テレビは民放を見ることを前提につくられている。しかし、生活スタイル、視聴スタイルは変化しているのだ。それなのに、相変わらずリモコンはチャンネルを変える道具に過ぎない。

ちなみに筆者はつぎのように利用している。
民放は、録画して再生のみだ。ハードディスクに予約録画し、2倍速かつ、CMは早送りで見ることによって時間を大きく短縮できた。
また、見たい時間に見たい録画番組を見れると言うのは、とても生活スタイルに合っている。

ネットをテレビで見る。これまでも、AppleTVや任天堂のWiiを使ってyoutubeやhuluを接続して楽しんでいる。
パソコンのように座って、かまえて視聴するのと比べ、くつろいで見れるテレビは楽だ。
特にhuluは映画、海外ドラマ見放題であり、テレビで途中まで見て、寝床ではタブレットで続きを見て、移動中はスマホで見るというコンテンツの移動性がとても便利だ。

そもそもテレビは即時性を要求されるニュース番組以外、将来的には端末は何でも見れるように進化するべきだ。
テレビのリモコンは、あまりにも使いにくく、これではインターネットの検索ができない。
Appleの製品のように、iPhoneでテレビをAppleTV経由でいじれるようにするなどしないと、youtube検索など多くのコンテンツから見たいものを見るといったことができない。

最近は音声認識で簡単に検索できるのだから、「スマートビエラ」の姿は当たり前のテレビの姿だ。
もっと言えば、電機メーカが自前のシステムをつくるべきではない。テレビにブラウザを搭載すれば良いだけだ。

BluetoothでもWi-fiでも良いので、手持ちのスマホで操作できればそれで十分だ。


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