iPhoneは使えば使うほど、無くてはならない存在になってくる。朝には天気と主要ニュースを確認し、Podcastのニュース番組や音楽を通勤で聞き、無料IP電話やチャットを楽しみ、クーポンを利用したり、カメラを撮影したり、歩きながら地図を参照したりと、何でも出来てしまう気分になる。
しかし、iPhoneにはいらない機能があったり、日本では制限されている機能がある。
使い勝手は良いのだが、Windowsのように自由にカスタマイズできたりはしない。
ところが、脱獄(Jail Break)をすると自由度が増し、使えなかった機能が使えたり、いらない機能を削除したりできるようになる。
例えば、テザリング機能がiPhoneにはもともと備わっているが、日本のキャリアの問題でこの機能は通常使うことが出来ない。しかし脱獄後、この機能を復活させると使えるようになる。Wifiが付いているゲーム、タブレット、ノートPCを持ち歩いていて、どうしてもネットに接続したくなる時がある。そんな時、テザリング機能でiPhoneを無線LANのポイントにすることによってネット接続ができるようになる。
Gallaxyなどアンドロイド端末には付いているテザリング機能が使えるだけで、利便性がぐっと増す。
iPhoneのカメラは、日本では盗撮防止のためシャッター音がする。これも脱獄することでシャッター音を消すことが出来る。
iPhone付属のヘッドフォンはマイク機能がついているが、壊れやすく接触不良で音声コントローラが頻繁に誤動作しやすい。音声コントローラなど使用しないのであれば、脱獄して機能をOffしてしまえばよい。
iPhoneのアイコンやロック画面は通常カスタマイズできない。iPhoneユーザが増えた中で、全く違うデザインを持ち歩くというのは個性を際立たせることが出来る。
脱獄後のソフトは様々用意されていて、iPhoneの潜在能力を10倍高めることができるだろう。