›8 06, 2012

苦しみもまた人生の一部だ

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苦境に立たされた時、人間は本当に弱い存在だと思う。しかし苦境を乗り越えての人生だ。そこに生きる価値がある。

長く生きていれば、色々な問題が襲ってくる。世の中には沢山の苦しみを抱えている人がいる。借金の返済で悩んだり、寝たきりの親の看病に疲れたり、いじめられている自分の子供がいたり、会社に居場所が無かったり、仕事が見つからなかったり、重い病気に苦しんでいたり。
自殺者が3万人を超えている現代である。年間死亡者数が約120万人であるから、2.5%の人が自ら命を捨てているのだ。

悩みは本人にしかわからないものだ。自殺した人を何人か知っているが、まさか死ぬとは思わなかったというのが感想だ。
死んだ理由を聞いても、そんなことで何故死ぬのか?と若い頃は思ったものだ。悩みも無く、世間知らずだったのかもしれない。

だが、同じように苦しんでいながらも、常に笑顔で過ごしている人だっているのだ。
誰しも年を重ねるごとに少なからず悩みを持ち、将来に対する不安も増えてくる。

生きていれば辛いことはある。しかしそれを乗り越えて成長できて、幸せが得られる。
将来を心配し悩んでもしょうがない。今置かれた状況に最善を尽くすだけだ。ただ頑張って生きれば将来はひらける。
苦しい中で何を生きがいにすれば良いのか。生きがいは自分でつくりだすものだ。生きがいは環境では無く、自分の心にある。

心は体を支配している。心が病めば、肉体に影響を及ぼし健康も害するものだ。楽天家は幸せだ。辛いことでも難しく考えず、悩まず、楽しむことを考えて生きた方が絶対に幸せなのだ。

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