›1 04, 2012

疲労回復にはサウナ

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年末から年明けにかけてスキー場のリゾートホテルに宿泊した。かつてバブルの頃建てられたホテルは、2度の倒産を経て再建の途中である。
バブルを象徴するゴージャスな建物と外装に驚くと共に、設備の改修が満足に行きわたっていない侘しさも感じた。
かつては会員制の高級リゾートだったのが、驚くほど安く泊まることが出来たし、リフトで並んで待つことも無かった。

バブル経済はとっくに崩壊し、今では中国人など外国人富裕層が日本人よりも良い部屋に泊まり、優雅に過ごしていた。

毎年、元旦の朝刊各紙を読むのが楽しみであるため、国内の極寒の地で過ごしたのだった。マイナス15度の寒さでスノーボードを楽しみ、冷え切った体を温泉につかり癒し、食べ放題のビュッフェを堪能するのは至福の時であった。

今回は久しぶりのスノーボードで、体中が動けないほど酷い筋肉痛となった。次の日起きたら痛みが酷くて辛かったのだが、サウナで驚くような回復を得られた。
そこでサウナの疲労回復効果について調べてみたのだが、日本でサウナが普及したのは比較的新しいことが分かった。

北欧では古くからサウナが親しまれてきたが、サウナが世界に知られるようになったのは、フィンランドのオリンピック選手が疲労回復のためドイツに持ち込んだことによるらしい。その後、日本では東京オリンピックで選手の疲労回復で選手村に置かれることとなり、一般市民の使う温泉や風呂で設置されるようになったのは更に後のことのようだ。

熱い風呂に入り体が温まった後に、90度近いサウナに入り汗をたっぷりとかく。フラフラと限界に近づいたら、今度は水風呂に入る。血流が早くなり、疲労物質が老廃されていき、一気に体を冷やすことにより今度は血流を遅くする。血管は収縮され体の芯の熱さを封じ込める効果があるという。

これを何度か繰り返し、最後に水風呂に浸かって出るのだが、体の温かさは何時間も続く。

これによって驚くほどの疲労回復と筋肉痛からの解放が得られた。

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