›9 22, 2011

不眠症・早朝覚醒

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睡眠時間が8時間以上必要だという人もいれば、睡眠時間が4時間程度のショートスリーパーもいる。
睡眠の状態はiPhoneアプリ(Sleep Cycle等)や市販品で簡単に計測できるようになった。仕組みとしては、寝ているときの寝返りや動きなどを計測するのであるが、睡眠が浅いときにはよく体が動くという訳だ。これがグラフになるのでわかりやすい。人間は深い睡眠と浅い睡眠を繰り返している。浅い眠りはレム睡眠で、夢を見やすく、この睡眠時間は寝起きが良いのだ。

多くの人が睡眠に対する悩みを抱えている。忙しい社会生活の中で睡眠時間を削ったり、ストレスなどで不眠症にかかる人もまた多いのだ。
不眠症にも種類があり、夜寝付けない入眠困難タイプ、朝方早くに目が覚める早朝覚醒タイプなどがある。夜に覚醒して昼間が眠いという人も多い。

不眠症により十分な睡眠が取れないと、体調や精神状態に悪影響を及ぼす。

不眠症には5Pと呼ばれる以下の5つの要因がある。
身体的要因 (physical)
生理学的要因 (physiological)
心理的要因 (psychological)
精神医学的要因 (psychiatric)
薬理学的要因 (pharmacological)

近年増加しているのは、心理的要因であるストレスや精神医学的な要因である「うつ病」や「統合失調症」であり、メンタルヘルス・クリニックは連日混雑している。

これまでの不眠症に対する対策は簡単にできる非薬物療法が多かった。
例えば、寝る数時間前からは部屋を暗く、静かにするでるとか、夜はコーヒーなどカフェインを取らないといったことだ。

しかし、うつ病など精神障害が原因の不眠症には、医師の診断を仰ぎ、薬物療法で早期に対策をすべきだ。
睡眠導入剤のマイスリーや睡眠薬のハルシオンなど、効果の高い薬物は多いのだ。


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