›9 09, 2011

困難、不幸は喜んで受け入れよ

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

立ち読みした数冊の本に共通して書かれていた内容が、「困難、不幸は喜んで受け入れよ」という内容だった。
これはなんかの偶然だろうか?

人生において想定がいの困難、不幸に直面するものだ。先が見えず、苦しく、どうやって克服して良いかもわからない状況。
答えなんか分からない。やにくもに苦しみながらもがき、努力するしかない。

努力が無駄になるかもしれない。それでも希望を捨てずに努力するしかないのだ。

ホームレスから起業して上場までさせた社長に質問した。
「どん底の状態の苦しみはどうやって耐え、克服したのですか?」
ホームレスまで滑り落ち、人生がボロボロに見えるような状況だったはずだ。彼は答えた。
「ただ耐えるだけ。努力し続けるだけだった」

多くの成功者が、人生の転機は重い病気、離婚、死別、破産にあったそうだ。それを乗り越えた後、人生は開けたという。

子供の頃病気にかかったときこんな話を聞かされた。
「病気は苦しいだろう。でも病気にかからない健康な人より幸せなんだよ。人の苦しみが病気になってわかるだろう。」
また、「若いころの苦労は買ってでもしろ」や「かわいい子には旅をさせよ」という諺も昔からあり、苦境を乗り越えることが人生の糧になるということを昔から分かっていいることなのだ。

運命なんかまったく信じないが、学生時代に聞いた諺には強い印象を受けた。
「天の意思」という言葉だ。

人間は努力して何かの目的を目指す時は、決まって助けてくれる人が現れたり、良い環境が訪れたりする。
それを実感する体験はその後何度もしたものだ。

困難、不幸というものも「天の意思」なのかもしれない。
人生をより充実させるためには乗り越えなければならない障害で、その先には何かはわからないが幸せなことが待っている。
困難、不幸を乗り越えたもので無ければ、得られない何かかが。

それを得るための試練だと思えば良い。悲観する必要はない。もっと悲惨な状況に合っている人も、それを乗り越えて幸せを手にした人もたくさんいるのだから。

人生は自分で切り開き築いていく自分自身が主人公のドラマだ。何が起こるか分からない。
成功を手にすることよりもその過程である努力することにこそ本当の価値がある。努力がなければ得られるもののありがたみが分からないから。
自分に負けないことが、人生の勝利者になるための唯一の条件なのだ。

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