›6 27, 2011

プラス思考トレーニング

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プラス思考、楽観主義は訓練で身につけることが出来る。
人間の性格というのは変えるのが難しいが、物事の事象に対する捉え方、考え方は訓練で変えることが出来るのである。

プラス思考が精神状態に優位に働くことは合理的に説明できる。
たまにプラス思考に対する反論として、「ネガティブ思考をしておくことで起こった結果に対して備えることが出来る、もしくは落胆しないで済む」という意見がある。
確かに最悪の状況を考えて、その状況に対する対処があれば悩みは少なくなる。
しかしながら、一般的には、起こりうる結果よりもその前の時間のほうがずっと長いのだ。その間にネガティブ思考であれこれ悩むことにより、行動が抑制され思考も集中できず、精神的にも不安定な状況が続いてしまう。
これは大きなマイナス要素である。

プラス思考をすることによって、思いがけない機会を手にしたり、積極的な行動が思いがけない幸運を運ぶこともある。また思考法は幸福度にも大きな影響を与えていることが様々なデータからもわかっている。例えばラテン国家の国民の多くが楽観主義者であり、衣食住など生活環境で日本よりはるかに劣る国家でも幸福度は高いことがわかっている。
このように合理的に考えて、是非ともプラス思考、楽観主義を身につけるべきだと思う。

まずは、悲観的でマイナスな方ばかり考えてしまう習慣を断ち切るべきだ。
一旦ネガティブ思考にはまると、泥沼のように悪い方悪い方へと想像をふくらますことになる。
このような状況に陥る時は自分自身に問いかけて確認してみてほしい。

自分のことが好きか
自分に自信があるか
人の目が気になるか

目標が高すぎないか、比べる人のレベルが高すぎないか、再確認してみよう。
完璧主義な人は、ちょっとしたミスや自分の理想と違うだけで落ち込んでしまう。上昇志向は努力の糧だが、逆に自分を苦しめているかもしれない。

そんな時は、自分より不遇な環境の人、だらなしない人、レベルの低い人と比べればよい。会社にも取引先にも、町を歩いていても沢山見つかるはずだ。
彼らと比べたらどんなに幸せか、恵まれた境遇にいるか、能力が高いか、きっと自信がわいてくるだろう。

鏡を見て自分自身に語りかけてみよう。

自分が好きだ
きっとうまくいく

鏡の中の自分はどんな顔をしているだろうか。朝顔を洗う時、歯を磨く時、トイレで手を洗う時、鏡の中の自分をマジマジと見て、にんまりと笑って語りかけるだけで大きな効果がある。

心の持ちようを変えるのは大変だが、プラス思考になることばを沢山集めて気持ちを切り替えるのも良いだろう。
「なんくるないさー」(沖縄の方言で「なんとかなるよ」という意味)というのはとても良い言葉だ。

プラス思考になるためには様々なテクニックがあるが、一番大切なのは無理にでもプラスに考えることだ。

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