›4 22, 2011

病は気から|メンタルヘルスケア

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ストレスや鬱などの精神面の病だけではなく、精神面の問題から引き起こされる病は多い。代表的なのは胃潰瘍であったり下痢やおならが出すぎる過敏性腸症候群があるが、他にもアトピー性皮膚炎や体調不全など広範囲に渡る。それらはストレスなどの精神面によって引き起こされていることが分かりずらく、また治療も対処療法になっていることに問題を感じる。
アメリカ映画やドラマなどでは、カウンセリングにかかるシーンや、抗うつ剤のプロザックや抗不安剤を飲むシーンが良く見られる。
ところが、アメリカよりもよりストレスの多い社会と言われている日本で、メンタルヘルスはさほど普及していないし、重要視もされていない。

やたらと食品やサプリメントによる健康管理の意識が高まっているのに対して、メンタル面の健康管理に対する意識は低いのが日本人の特徴である。
今や8人に1人が鬱の傾向があり、ほとんどの日本人は何らかのストレスを抱えて生きている。

このようなストレスや不安は年齢が中高年になると増大する。家族が出来たことによる責任感、マイホームなどの借金、子供とのコミュニケーションの問題、転職ができなくなる年齢の認識など、より多くの精神的負荷がかかるようになるのだ。
また、不景気において賃金の減少、リストラの恐怖、老後など将来への漠然とした不安も、昔に比べてはるかに大きいだろう。

瞑想や自律訓練法など簡単にできるメンタルヘルスケアを習慣づけよう。
精神をリラックスさせることにより、血中のアドレナリンが減少しセロトニンが分泌される。ストレスや悩みが緩和される効果がある。毎日10分の習慣でも継続することは絶大な効果がある。

適度な運動をしよう。
汗を流し、体を動かすこともストレス解消に効果があるだけでなく、筋肉をほぐし、カロリーを消費することにより健康的になれる。

過剰な不安感、鬱になりかけたら心療内科に行ってみよう。
軽い薬から処方してもらえるが、効果は絶大だ。


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