›4 21, 2011

急な下痢(過敏性腸症候群「IBS」)

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通勤途中の電車で急な下痢に襲われる人は多いようだ。他にも試験やプレゼンなどの発表会、面接など緊張する場面で急な下痢に襲われる症状がある。
これは食あたりなどの問題ではなく、多くが内視鏡や便の検査をしても異常が見られない。ストレスが原因のようで過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれる。
おならが止まらない現象もある。
朝の通勤ラッシュの時間帯に駅のトイレに行くと、大便待ちの人が並んでいる。
きっとその多くの人が、突発的な下痢で過敏性腸症候群と思われる。

通勤時以外にも、顧客訪問前、試験、大事なプレゼンなどストレスがかかるときに突発的に下痢に襲われることが多いようだ。

このような場合、下痢止めやつぼを押すことで緩和する対処療法でなんとかこらえようとするのだが、頻繁に急な下痢が続くようであれば治療をお勧めする。
医師による診察で過敏性腸症候群であれば、腸内のセロトニン分泌を抑える作用のセロトニン3受容体拮抗薬で改善が期待できる。

男性限定の過敏性腸症候群の薬ではイリボーが最近は有名である。

ストレスで下痢というと精神が弱いとか根性が無いとか思われがちだが、これは病気とみなして治療をした方が良い。もちろん体質改善も大切だ。


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