›4 15, 2011

アファメーション|自己暗示と自律訓練法

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アファメーションとは、自己暗示のテクニックで自分に対して肯定的な言葉を投げかける自己催眠の一種である。
人間の行動や感覚には意識とは別に潜在意識・無意識が存在することは良く知られた事実である。
人間の感情の多くが潜在意識に支配されていると言っても過言ではない。

アファメーションでは、潜在意識に自己肯定を植え付けることによって、自信を持たせたり、自己実現に向かう意識を持たせることである。
子供は暗示にかかりやすく、子供を褒めると子供はその気になってしまうことがあるだろう。
だから子供に対しては褒めて、長所を伸ばすのも潜在意識への暗示の一種である。

アファメーションでは、このような褒めることをを自分が自分に対して行うことでもある。
具体的には、肯定的な表現を使い、未来のことを現在系、過去形で語ることだ。

簡単な例ではこのように行う。

「私は抱えている案件をうまくこなし社内で人望がある」
「健康(体調が)良くなっている」

ポイントは具体的なイメージを描きながら行うことだ。
また、経験から自律訓練法と一緒に行うと効果が高い。もちろん継続して行わないと効果が無い。

自律訓練法では、体(腕と足)が重い、暖かいと唱えてそれを感じることであるが、この際の脳波はアルファー波が出ており瞑想に近く暗示がかかりやすいことが知られている。
また、自分の愛する人に自分がなったつもりで鏡に映る自分に対してアファメーションを行うのも効果が高い。

注意事項としては、抱えている悩みを想像したり表現したりしないことだ。無意識に「できない」、「嫌い」といった内容が植え付けられてしまうからだ。

アファメーションと類似の方法は多くあり、紙に夢を書くことや、録音した自分の夢を聞いて寝る方法などがある。
これらも目的は同じで、自己肯定を自己暗示することによる自己実現である。


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