›2 22, 2011

5歳の子でも目標設定と努力ができる|イチローの小学校卒業文集

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

成長すること、夢が実現すること、これには当たり前のことを行う必要がある。
ある初老の経営者がこんな話をしてくれた。

高層マンション50階に住むその男は、5歳と6歳の孫がいて、その小さい子が1階に階段があることに気付いた。
おじいさんに「階段でおうちまで行きたい」と孫が言った。
その高さは東京タワーの展望台ほどにもなる。登ったことはなかった。
10階位の高さまで階段を登ったところで、子供たちは疲れてもう登れないと言った。
それでも、その高さから下を見下ろすと大変な高さであることに子供は感激した。
もう少し登ろう、といって孫を励ました。いつでも辞めてエレベータで登れるとその男も考えていた。
そんなことを繰り返して40階まで到達した。
もう小さい子供たちは疲れ切って、泣きそうになった。もう登れない。
階段から出て外を見るととても高い高さまで登ってきたことが子供にも分かった。そして上を見るともう少しで登りきれそうだ。
子供たちは、がんばって登るといって、そしてついに登りきった。

どんなことでも目標を設定したら、着実に進むしかない。途中で疲れたら、これまで着た道のりを見返してみることだ。
小さいことの積み重ねが、大きな目標に到達するただひとつの方法なのだ。

企業をつくりあげることも、ある分野のプロになることも、同じことではないだろうか。
体力なんてない子供が50階もの高さを登りきったのだ。
能力だとか運だとか環境のせいにしていないだろうか。

多くは自分自身の問題で、目標設定と地道な努力がほとんど全ての人生の問題を解決してくれるのだと思った。

そんな話を聞いて、イチローの言葉を思い出した。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
「成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない。」

イチローの小学校の卒業文集を読んでも、目標と努力の大切さを教えてくれる。


鈴木一朗

ぼくのゆめは、一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるには、練習が必要です。
ぼくは、その練習にはじしんがあります。
ぼくは、3才~7才までは、半年位やっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は、はげしい練習をやっています。
だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時間~6時間の間です。
そんなに、練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。

そして、中学、高校で活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は中日ドラゴンズか西武ライオンズが夢です。
ドラフト入団でけいやく金は、一億円以上が目標です。
ぼくがじしんのあるのは、投手と打げきです。
去年の夏ぼくたちは、全国大会へいきました。
そしてほとんどの投手をみてきましたが、自分が大会ナンバー1投手とかくしんできるほどです。

打げきでは県大会、4試合のうちに、ホームランを3本打ちました。
そして、全体を通した打りつは5割8分3りんでした。
このように、自分でもなっとくのいくせいせきでした。
そして、ぼくたちは、一年間まけ知らずで野球ができました。
だからこの、ちょうしで、これからもがんばります。
そして、ぼくが一流の選手になって試合にでれるようになったら、お世話になった人に、招待券をくばって、おうえんしてもらうのも夢の1つです。
とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです。

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