›1 27, 2011

会社への忠誠心

Category: 経営戦略 / 0 Comments: Post / View

会社への忠誠心(ロイヤリティ)という言葉はほとんど耳にしなくなった。終身雇用が崩壊してきているのと、そもそも企業と自分の人生は一体では無いという考えに変わってきているのかもしれない。
しかし、経営者にとっては従業員の会社への忠誠心というのを非常に大切にする。
これは中小企業であれば、従業員評価で非常に大きな要因であると思う。

倒産の危機にある中小企業の社長は何を考えるか。社員とその家庭の生活を考える。それでもリストラをしないと倒産してしまう状況になれば、泣く泣く解雇していかなければならない。
そのような状況の時、会社に残れるのはどんな人物だろうか。
本来は稼げる人材が企業にとっては大切なはずだ。しかし人情と信頼を考えると、会社への忠誠心が高い社員を残す経営者が多いのではなかろうか。

不況になれば、ボーナスは出なくなり、賃金カットもあるだろう。リストラが進めば、残った社員で仕事をこなしていかなければいけない。そんな時、不平不満を言わずに会社に忠義を尽くす社員というのは大切にされるものだ。

サラリーマンというのは稼ぐ能力だけが大切なのではない。IQ(知能指数)ではなくEQ(感情指数)が人間関係で大切なことを忘れてはいけないと思う。


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