›11 29, 2010

太平洋ひとりぼっち

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ずいぶん昔の話だが、ヨットで初めて日本からサンフランシスコに単独で渡った青年がいた。
当時は無謀な試みであり、誰もが反対した。サンフランシスコに無事ついても国内での世論は厳しかった。
そんな時代のことは全く知らないのだが、この話は「太平洋ひとりぼっち」として出版され、石原裕次郎主演の映画化もされた。
今なお、多くの人を鼓舞するノンフィクションとして読み継がれている。

このような話が大好きだ。絶対に無理と言われる内容であり、失敗すると死ぬかもしれない。勝機なんかわからない。それでも挑戦する。それが冒険であり夢なんだと思う。
実際に、冒険家というのは死ぬ人も多い。成し遂げても、一般の人にはその価値が理解できないものだ。
何故そこまでのリスクを犯すのか。費用対効果だとかではまったく説明がつかない。

それでも人生を何かに打ち込んで達成したいというのが自己実現ではなかろうか。



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