›11 09, 2010

パラサイトシングル、ニートに続く新用語は?

Category: HR(人事) / 0 Comments: Post / View

パラサイトシングルとは、親と同居し、生活の基礎的条件を親に依存している未婚者のことである。ニートとは、基礎的生活条件を親に依存しており更に就業意欲の無い未婚の若者のことである。

どちらも若者の新しいスタイルとして注目されたが、景気悪化後の派遣切りなどから、新しい層として「就業意欲はあるものの雇用機会や収入が低く、生活の基礎的条件を満たすことができない層」というのは確実に存在し、増加していると思う。
先進国全体の問題として、失業率の増加が挙げられる。中国のような発展途上の国家においても失業率が10%にも上ると言われている。雇用機会は賃金の安い地域、国家に移転されるし、景気回復による経済成長が無い限り新たな雇用はなかなか生まれない。
この新しい層というのは、様々な種類に分類されるとは思うが、結局は「雇用機会が無い。あっても低賃金で結婚して家庭を持つに必要な経済レベルに達せない。雇用の喪失(失業)の可能性が今後も高い仕事か派遣など非正規社員の仕事。」になるかと思う。

就業意欲が無い若者から、就業意欲があるものの就業の機会無かったり、条件が極めて悪いという状況に変わりつつあると感じている。

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