›9 28, 2010

不安の原因と取り除く方法

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不安の無い人はいないと思うが、不安が大きくなると精神や身体のバランスを崩し、仕事や日常生活に大きな影響を与えることがある。
自分の周りでもパニック障害に悩む人がいるし、不安から入院した人も自殺した人もいる。
田代まさしは不安症らしいが、また薬物で逮捕された。病院でももらえる合法の薬物療法は試さなかったのだろうか。

不安の対処法は数多く出ているし、自分はカーネギーの「道は開ける」を読むと気が楽になる。
対処法は人それぞれ違うだろうし、どれも効果が無い人もいるのかもしれない。

不安の原因は、目的や将来に対する不確実さから発生するが、ひどくなるとノイローゼみたいな精神病になるようだ。

森田療法では原因を分析している。
ヒポコンドリー性基調:いたずらに病苦を気にする精神的基調のこと
精神交互作用:ある「感覚」が強くなるとそこに向かう「注意」が強くなり、「注意」が強くなると、さらにまた「感覚」が強くなる悪循環を起こす
思想の矛盾:こうなってはいけないと思う「思想」と、そうではない「事実」が反対になり矛盾すること

これを読んでなるほどと思った。自分の周りでパニック障害や自律神経失調症を持つ人はたいてい時間を持て余している人だ。たまたまかもしれないが、つねに考えてしまうことが結果的に不安を助長しているのかもしれない。考える時間が無いほど仕事に没頭するというのは不安対処法の基本である。

病院では薬物療法という選択肢もあるが、簡単に自分でできる不安解消法も多い。人によって効果は違うと思うが。

ヨガや瞑想も効果があるようだ。不安を抱えている人はヨガや瞑想では不安ごとがどんどん浮かんできそうだが、効果があるという人が多い。
体験者の話によると、ヨガや瞑想をしているときに最初は心を無にすることができず、様々な考えや不安がよぎるのだが、やがて時間がたつと嵐がやんで波の無い海のように平穏な心になりスッキリするそうだ。

個人的には不安とは対峙することが人生には絶対必要なのだと思う。これは年配者から聞いたのだが、人生は常に不安はつきもので、楽になってしまうと今度は不安を求めるような新しい挑戦を求めるとのこと。
確かにそうだなと思った。困難を乗り越えてこそ得られるものは大きいのだし、思い込んでいる不安は他の人から見たら大したことが無いことが多く、1度しかない人生では経験をたくさん積んで死ぬ方が幸せなのだと思う。

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