›8 30, 2010

グルーポン(GROUPON)のようなWebクーポンのブーム

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グルーポンはWebクーポンサービスを展開しているネットベンチャーで注目を浴びている。SNSやWeb2.0の次に来るブームを作りだした企業だ。

クーポンをWeb上で”Twitter”や”Facebook”などの口コミ効果の高いソーシャルネットで告知して、大量購入させるモデルなど新しいアイデアで勝負して市場に浸透させている。バイラルマーケティングの発展とも言える。

日本でもグルーポンをコピーしたビジネスモデルがブームで自分が知る限り10社以上もあり、ベンチャーキャピタルなどからの資金調達もうまくいっているようである。
色々使ってみると技術的には難しそうでは無いことから沢山の企業がサービス展開するのだろう。しかし、ネットの性質上、残るのは限られた企業に集約されるだろう。



Webで無くて新聞の折り込み広告でも最近はクーポンがずいぶん増えていると思う。最近はファミレスをクーポンで利用してみた。
また、スーパーやコンビニで買い物をしてもレシートにクーポンがついてくることが多い。相互ネットワークが張り巡らされたシステムで、業界をまたがって購買傾向を掴む試みが行われている。
ある業界である商品を買う人は別の業界のある商品を買う傾向があるなど。かつては米国のスーパー内でのPOSシステムによる購買傾向としてオムツとビールという組み合わせが多いことがわかったそうだ。週末に父親がオムツを買いに行ってついでにビールを買うということだ。

Webクーポンでさらにそのような分析ができてくるのかもしれない。
先日もある居酒屋チェーンでケータイからクーポンを見せて、ずいぶんと安くなった。調べると沢山のサービスがクーポンで割引になる。

クーポンを知らないとそれだけ損をするということだ。

WebでもAmazon内の購買履歴からリコメンド商品がわかるが、今後は購買履歴が様々な企業で取引されるようになるかもしれない。
このような個人情報は厳しく管理されるべきという人も多いが、消費者は潜在的な購買ニーズのある商品をまだまだ知らないのだから、新しい発見があって面白いとも思うだが。

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