›8 24, 2010

それでも富裕層の多い日本

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

夏休みに千葉の外房を旅したのだが、車が無ければ不便でどうしようもないところが多かった。都心への通勤圏内ではないため、年寄りばかりが目立ち、空家も多かった。それでも自然に沢山かこまれていて、海も山もあって本来リゾート地としては良い場所なんだろうと思った。
泊まった宿は、部屋のほとんどが空いていて寂れていた。年金で暮らす人が多いと感じたが、車が無ければ買い物は難しい気がする。東京を離れればそんな地方都市ばかりなのかもしれない。かつては営業していた町工場の廃墟もいくつも見られた。

富裕層の定義は様々だが、「住居用不動産を除く資産総額が100万ドル以上(8600万円程度)」では165万人もいて米国に次いで2番目で世界の富裕層の16%を占めるとのことである。
住居用に使用しようがしまいが資産には変わりが無いと思うのだが、住居で使用している不動産を入れたら、どのように数値は変化するのだろう。資産を時価に直し、住宅ローンを差っ引いた純資産が個人の資産になるのだが、そのような定義で日本の富裕層の人数と割合を把握したい。

いずれにしても、不景気が長引く日本はまだまだ裕福であり、世界には1日2ドル以下の賃金で働くBOP(ピラミッド底辺の貧者層)が60億人以上もいるという話もある。
日本は大変恵まれた環境にあるのだ。

Comments