›8 04, 2010

避けられない運命には従え

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以前紹介した書籍「道は開ける」の第9章の内容である。この本は悩み・困難からいかに脱却するかを沢山の事例と方法を紹介している本なのだが、読み返すたびに多くのことを気づかされる。
たまたまパラパラとめくって読み返したらとても衝撃を受けた。何度か読んでいる内容なのにである。

人は時に避けられない運命に直面する。病気や事故で障害を持ったり、失業や破産、家族を失ったりと。そのような運命に対峙したときにこそ人間の真価が問われる。
こんな内容があった。盲目になったとき、そのこと自体が悲惨なのではなく、そのことを受けれられなかったり、悩んだり、絶望することが悲惨なのだ。

確かにその通りだと衝撃を受けたのだ。悲惨な境遇に陥った人はたくさん思い浮かぶが、その境遇をどう捉えているかによって人生が大きく変わる。
癌を宣告された人は多くいるが、その運命に拒絶反応を示す人もいれば、逆に残りの人生を楽しもうだとか前向きに捉える人もいる。どちらが幸せかは明らかだ。
事故で障害を持った人もいる。本書にも手を失った人の話がある。失った手が気になるのは裁縫をする時くらいで、普段は意識もしない。
五体不満足でもそれを障害と思わず、むしろ一般人よりも充実した人生を送る人もいる。

客観的に考えて明らかなのは、悩んでも解決できない問題、避けられない運命には従い、楽観的になることだ。

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