›6 24, 2010

絶望から希望

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

絶望とは希望を見出せない状態であり、「死に至る病」とも言われる。
努力しても報われない状態、何をしても改善の余地が見られないような状態のときに絶望する。

末期癌と知ったとき、交通事故などで体の一部を失ったとき、愛する者を失ったときといった深刻な状況から、失業した、倒産した、借金を返せない、といった命には別状は無いが生活が大きく変化する状況まで様々な状況で人は絶望に陥る。
さらには、受験で失敗した、上司と喧嘩した、恋人と別れた、離婚した、いじめにあった、そういったことでも絶望する場合もある。

絶望な状態というのは人それぞれの感覚による。
もしも絶望的な状況だと思ったら客観視してみるべきだ。
他人から見たら大したことのない状況の場合も多い。

また、何かを成し遂げた人、成功者、敗者復活者というのは絶望的な状況を絶望と思わず、努力によって克服したり状況を打破していることが多い。

参考になる人を紹介しよう。

マイケル・ミルケンはかつてジャンクボンドの帝王と呼ばれ莫大な富を築いたが、インサイダー取引で逮捕され投獄。さらには癌に冒されたが、徹底した菜食主義を実行しなんと癌を克服し、再び復活した。本人の立場になって考えると間違いなく多くの人が絶望と呼べる状態だったはずだ。

スターバックスコーヒーのハワード・シュルツ。彼がコーヒー屋を始めるにあたり多くの投資家やエンジェルに事業説明をしたが、毎回相手にされなかった。毎回泣きたい気分になったが次に会う人には笑顔で自信たっぷりにさらによい事業説明をプレゼンした。

倒産しても再び起業して成功する人も多いし、不治の病と呼ばれる症状を克服した人も多い。身近にも参考になる人がいるのではないだろうか。

絶望だと思ったら努力を諦めてしまう。どうにもならない状況だと思っても何もしなかったら状況は変わらない。前向きに努力を続けるしか無いのだ。神に祈っても、お布施をしても状況は変わらない。
絶望的な状況では努力が無駄に思えてしまうかもしれないが、結果はわからない。諦めない人だけに奇跡がおこる可能性がある。

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