フリーランスとは、特定の企業や組織に属せず、個人の能力や技術を提供することによって、社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人のことを指す。
広義にはどこかの組織に属していても、自由契約で活動する個人を指す。週末起業だとかサラリーマンでも属している仕事とは別に個人的に活動する人も対象に含まれる場合がある。
最後のサラリーマンでありながらフリーランスというのはかなり違うと思う。
フリーランスのメリットは、組織に拘束されない自由と、能力があればいくらでも稼げるという点にある。
逆にデメリットは、能力が無ければ賃金に何の保証もないということだ。
サラリーマンにどっぷりつかってしまうと、会社に行けば賃金が貰える、休んでも有給で賃金が貰えるという感覚が当たり前になってしまう。能力格差が賃金に反映されない組織であれば、能力を発揮しないフリーライダーの方が得という現象さえも見られる。
その点フリーランスは、売上を上げなければ賃金は発生しないし、有給という概念の無い。全て自己管理だ。
フリーランスは活躍する人ばかりが目立つが、生活ができない人や挫折する人の方が圧倒的多数だろう。
先日、田原総一朗のポッドキャストでフリーランスの人で不景気で厳しい状況の人から質問があったが、田原氏はフリーランスとして突出した能力を持っていることがわかりすごいと思った。自己の能力よりも、心配で眠れないという経験が全くないとのことだ。逆に心配性の人は向かないとのことだが、考えてみれば能力以前にそのような性格の問題が重要なのかもしれないと思った。