›4 14, 2010

iPadの衝撃(分解してみて驚愕)

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自分はAppleのファンでは無かったが、iPhoneを持った時の衝撃を忘れられない。
モノで感動したのは人生でも滅多にないのだが、昔の人が初めてテレビや、ソニーのウォーククマンや自動車に出会ったときのような感動だったのかもしれない。
今や体の一部のような感じで、常にiPhoneのアプリやiTuneで取りこんだ番組を見たり聞いたりしている。

iPadを持ち始めたユーザが増えてきているが、見ているとどうしても欲しくなる。米国に行く人に買ってきてもらったりしている人もいるようだ。

iPadについての情報を集めて衝撃的なのは、使われている電子部品で日本製が少ないことだ。日本企業のセットメーカー(ブランドとして消費者が手にする製品を作っているメーカー)は弱体化してしまった。製品企画力も技術力も韓国や中国に追いつかれてしまったからだ。それでも中身の電子部品は日本製が圧倒的に強かった。
今でも日本の電子部品は最先端なのだろうが、中国などの部品メーカーがつくる汎用品がほとんどでiPadのような高機能な製品が十分つくれてしまうのである。
iPadを分解しているサイトがネットで色々あるので調べてみてほしい。

Appleは性能についてアピールは全然しない会社だ。CMや広告もアプリケーションソフトや使い勝手を訴求している。これが日本のメーカだったら、性能である処理能力や色などを訴求していただろうと思う。

かつて日本ではソニーにはこういった夢を与えてくれる製品を出してくれたようだ。30代以下の人にとってはそんな印象は無いかもしれない。せいぜいゲームか。
技術的な性能や中身の部品なんかどうでも良いから、感動を与えてくれる製品をつくれる日本企業は現れないものだろうか。

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