読む前に考えてみてほしい。20歳のときに知っておきたかったことを。
私の場合高校に入ってすぐにバイトを始め、大学時代も沢山のバイトに明け暮れた。社会人になってサラリーマンにもなったが、ずっと知らなかったことがある。
それは経営者の気持ちである。
労働の対価に金を当たり前のようにもらっていたが、金を稼ぐのはどれほど大変か。
この本もまた、著者自身が「社会に出たときに知っていれば良かった」ことが本書のベースになっている。
起業家精神について、起業家に必要な能力やスキルについて、重要なことを教えてくれる。成功の裏には多くの失敗もあり、起業家を志すにはリスクと失敗時の振る舞いが重要である。
若ければ若いほど、失敗を多くできる。大きな失敗もできる。リスクが無ければ大きな成功は得られない。サラリーマン根性から脱皮することが成功にとって大切だということがわかる。