›9 24, 2009

売国者たちの末路

Category: 書評 / 0 Comments: Post / View

陰謀論者のようであり反政府主義やリバータリアニズムを主張する副島 隆彦と、かつては人気エコノミストであったが痴漢行為により犯罪者となってしまった植草 一秀による小泉政権がいかに売国的であり米国の手先のようなやり方で金融規制の緩和や改革を進めていったか、植草氏が犯罪者とさせられたかを語る衝撃の書だ。

小泉政権に痛烈な批判をしたため、冤罪として痴漢教授となってしまったという。
テレビに出ることが無くなったせいで、既に世間からは忘れられた存在になってしまった。
エコノミストであり大学教授だったのが、当時のワイドショーでは「手鏡の教授」だとか、「ミラーマン」だとか騒ぎ立てた。それが2度の痴漢で社会的にはほとんど復活不能なほどのダメージを受けた。現在実刑判決を受け収監中とのことである。

小泉政権の行った施策がいかに国益を損ねたか。このような議論が盛り上がりつつも政権交代により、その検証が下火になってしまうのではないかと危惧される。


Comments