小説形式で会計が学べる書物であり、中小企業の経営の抱える問題が会計・経理面から学べる。
本のストーリーだが、コンサルタントの北条は娘の結婚式を間近にして交通事故死してしまう。
死に切れない気分のところへ天使「K」が、現世への復活のための条件を出す。
それは、「放っておくと不幸になる5人の経営者やサラリーマンたちを、会計のアドバイスで幸せに導く」こと。
会計に関しては、専門家に任せてしまえば良いと思っている経営者が多いと思う。しかし会計知識があると経営が良く見える。会計がわからないために倒産する会社もある。
現実に「儲かっている会社」が倒産してしまう。
この本の1章でもそのストーリが出てくる。
また企業は価格競争と闘わなければならない。これは2章のテーマだ。
小説形式で学ぶというのと、企業の抱えるテーマに絞って学べるのでビジネスマンにとって最適だ。
会計天国