›4 21, 2008

中国頼みになる世界経済

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

米国がリセッション(不況)に入りだした。それに引きずられ先進国の産業の販売が滞りだし世界経済が悪化懸念にある。

そもそも先進国には経済を引っ張るほどの消費需要が少ない。車関連、洗濯機、テレビ、携帯電話、パソコンといった電化製品はは既に所持しており、今後家電業界を引っ張る製品が無いのだ。
世界各国のテレビのデジタル化による薄型テレビ特需を終えたら次の大型製品が見当たらない。せいぜい太陽電池だが、これまでの製品のような数の出るものではない。

そのような状況から10億人以上の発展途上国の消費に期待するしか無くなって来ている。中国、インド、そして1億人以下のアジア、東欧の小国の集合体の消費を促すことで先進国の輸出を確保というか利権を広げようという動きになるだろう。

それにしてもオリンピックがあるというのに盛り上がりに欠けるし、世界情勢の悪化は予想以上であり将来が心配な人も多いだろう。これもマネーゲームという虚業で遊びすぎた米国とそれに乗った世界中の大馬鹿野郎のせいですね。

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