「ミスター円」こと榊原英資・元大蔵省財務官は、強い円こそ日本の国益だと発言した。昨年も円高を予測し、円は80円台まで行くようなことも仄めかしたらしいが、実際円高が国益に合致するという意見は賛成だ。
そもそも輸出型製造業が中心の産業界では円高を危惧する意見ばかりなのだが、輸入資源、輸入食料が無ければ生活できない日本にとってはある程度の円高は必要なはずなのだ。
そもそも円高ではくて、ドル安というのが現状なのであるし。
米国経済に頼ってばかりでは製造業だって生きてはいけないのだから、円高を受け入れ円高で利益を出せるリストラクチャリングを進めるべきだと思う。