›12 25, 2007

ゴディバとジャガーが発展途上国に売却

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ベルギー高級チョコのゴディバはトルコ企業に売却され、イギリスの高級車ジャガーはインドのタタ自動車に売却となった。

それぞれ、そもそも欧州の名門企業であったが米国資本参加となり、そして今度は新興国の企業傘下に下った。

これは象徴的な出来事だと思う。ヨーロッパがかつて衰退し、新興国として米国が台頭し世界一の大国となったが、これまた衰退に向かう気配がある。

そして発展途上国が新興国として台頭。トルコもインドも高級感やブランドは皆無だが、買収を通じて手っ取り早くブランドを構築し、やがて一流ブランドを産み出す日も来るのだろう。

もはや、新興国をブランド力の無い国、安価な労働力、安価な商品という視点で見てはいけないということだ。
かつては日本もソニー、トヨタだって3流ブランド、粗悪な安物商品だった。

日本も築いた地位にあぐらをかいていると、あっという間に2流国家になってしまうだろう。

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