›3 13, 2007

自己資本の毀損

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企業の資金調達手段はB/S(貸借対照表)に計上される。大きく負債における借入金、社債と自己資本(純資産)における資本金、剰余金である。

銀行などからの融資は負債側に計上される。社債は直接金融であるが借入金同様に負債に計上される。

自己資本側は、返済不要な資金調達であり、税引き後利益のうち配当など株主に還元した余りは会社の繰越利益剰余金として積み上がっていく。

もしくは増資として資本金となる。

自己資本の毀損とは、自己資本(純資産)が食いつぶされている状態である。利益は繰越利益剰余金となるが、赤字の会社は繰越損失として自己資本が減額される。

自己資本の毀損が続けば、自己資本はどんどん食いつぶされやがてマイナスとなり、負債が資産を超えると債務超過となる。

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