今日の日経朝刊に載っていましたね。06年度の新規公開は約200件で、IPOブーム再来と。
しかし、投資家のIPOを見る目は厳しくなっていると。
上場は株主、創業者の資金回収の場とみなされるようになっていると書かれていた。
本源的には、上場して会社が資金を調達してさらに発展するのがIPOなわけだが、事実上会社が得る資金よりも、創業者、株主(VC)の得る利益のほうが大きくなってしまっていると。
今はIPO株を買うと損をする状況だ。全部がそういうわけではないが。
典型的なのはドリコムだ。
こういった状況になると投資家も会社もIPOに魅力を感じなくなってしまう悪循環になってしまう気がしてとても心配だ。