›12 12, 2006

年末商戦(アメリカを見れば日本がわかる)

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米国の年末商戦は昨年(05年)を上回る見通しとのことである。モルガン・スタンレーの調査によると最も高い伸びは玩具で、平均購入額は19%増とのことである。プレステ3にしてもWiiにしても高額商品であり、クリスマスから年末にかけて購買意欲を掻き立てられる。

最も売れているのは、当たり前のようだが液晶テレビである。
NPD Groupによると、30インチ以上の液晶テレビは売上高が208.5%、販売台数が297%増えたという。30インチ未満の液晶テレビは売上高が26%、販売台数が86%増えた。プラズマテレビは売上高が63%、販売台数が140%増加した。

もはや大型はプラズマではなくて、液晶テレビが優勢であることが見て取れる。

米国の場合、11月のサンクスギビングからの長期休暇、バーゲン・セールがクリスマスまで続くので日本より一足早く、売れ行きや売れ筋商品を見ることができる。

違う点は、米国の場合、クリスマスを迎えるともう休暇は終わり、仕事モードなのである。大晦日や年始は休まず仕事モードになるところがほとんどだ。
逆に日本は、年末まで仕事で三が日を休暇として過ごすというズレがある。

日本は12月半ば、これからである。
ゲームも液晶テレビも米国同様に日本でも過去最大の売れ行きを見せるであろう。しかも日本の場合年末年始を休暇で過ごしたり、家で特別番組などを見たりして過ごすライフスタイルが定着している。特番のためや、休暇をDVDを見て過ごすというスタイルは米国以上に、液晶大型テレビの消費を掻き立てる気がする。

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