›11 08, 2006

堀江被告の弁解

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

しかし、宮内にしても堀江にしてもずいぶんと法廷をなめた発言が多いなぁ。
宮内の「どうどうどうどうどうどう株価どう?」という堀江ものまねも笑ったが、堀江が社内で社員から馬鹿にされていた「ファイナンス部門の社員が宮内さんの写真をパソコンの壁紙にしていた。それを見たら『あー、社長のやつもありますよ』と、僕をバカにしたような写真を、申し訳程度にモニターの横に張っていた」というのも笑えるなぁ。

これは堀江のことを慕っていた林○○じゃないのかなぁ?こんなふざけた事するのは?普通の社会人じゃないね。
しかし、これが社員から馬鹿にされた根拠にしているところもふざけている。

ファイナンスやM&Aや自社の各部門の売上、自社株売却について知らなかったなんてそんな馬鹿な話は無い。堀江被告はこれまでブログの社長日記や、本でもファイナンス面の知識の高さが伺えるような文章を書いているではないか?

法廷では、ライブドアについてインターネット関連企業ですと答えたというが、ファイナンスが重要な位置づけである企業とブログなどで明言していたではないか?
ライブドア証券を買収立ち上げの際には、証券外務員資格の資格を取ったとブログで書いていた。M&AやIPOに関する知識もかなり高い。

それを自分がいかにも知識が無いように法廷で弁解するのはおかしな話だなぁ。
まあ、宮内被告も05年12月という最高のタイミングでライブドア株を全株売却したと法廷であったようで、こちらもずいぶん怪しいなと思う。堀江被告が冗談で「いやー、宮内さんって信用できないよね」と言ったら、烈火のごとく怒って、夜のうちに机の上に辞表が置いてあった。というのも笑った。

宮内はイーバンクとの喧嘩でも一般社員への降格があり、それは堀江主導を象徴しているとずっと思っていたけど、証言によると自分から辞めるといったようであった。

かつてはビジネスパートナーとして信頼しあった仲の二人が殺しあうような感じにまでなってしまった。戦国時代のようだな。



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