›8 30, 2006

王子、北越TOB失敗

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

王子製紙による北越製紙の公開買い付けが失敗に終わった。今回のTOBは、フタタに対するAOKIと同様、株主に対してメリットを訴えたものの失敗に終わった。

何故、多くの株主は売らなかったのか?

これは我が国の資本主義の根底の問題の気がする。

他方最終的には失敗したが、ライブドアのニッポン放送株取得、こちらは泥沼継続中のようだが楽天のTBS取得があった。

失敗した王子の方は広く株主にTOBを事前に知らせた。他方、最終的に失敗したもののライブドアのニッポン放送株取得自体は成功裏に終わった。

最もライブドアの場合、一部の株主に対してからだけ時間外取引で買い付け、さらに一般株主から市場で買い付けを行った。結局インサイダー容疑になったが。楽天も株主に広く告知せず買い付けを行っている。

今回多くの株主が王子に売らなかったのは、金銭的利益では売らないということだったと思う。北越との関係維持が株主にとってどのようなメリットがあるのか、こちらの方がとても不思議というか気味の悪さを感じる結果となった。

そもそも北越の株主、従業員の発言が自主防衛、既得権の確保にしか聞こえなかった。

会社は株主のものであり、経営者は株主の代理で企業の運営・執行をしているに過ぎない。従業員は使用者である。

その連中がまるで自分の持ち物かのように王子のTOBを拒むのが気味が悪かった。
もし自社の株の売買を拒むのであれば、経営陣・従業員が株主になればよい。もしくは株式会社であることを辞めればよいと思う。

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