›7 03, 2006

目標による管理(MBO)

Category: HR(人事) / 0 Comments: Post / View

目標による管理(Management By Objective)とは一般的にMBOと呼ばれる管理手法である。社員の業務目標を会社が管理、指揮するのではなく、社員が自主的に目標を設定し、実行するところが特徴である。自主的に目標を設定するため、モチベーションが向上し生産性が向上するというのがメリットである。

目標による管理の実施方法

目標を会社目標(売上高、利益率など)に照らし合わせ、各部署単位でまずは目標を設定する。
各部署目標に照らし合わせた各人の目標を設定する。

目標は一定期間内に到達すべき目標とする。
目標は上司と相談の上決定する。

実施期間中は各人は自分の計画を自主的に判断し実行する。これを自己統制と呼びMBOにおける最も重要な点とされる。

ようするにMBOは強力なエンパワーメントの実行手段なのだ

期間終了後、目標のパフォーマンスを上司と相談の上レビューを行う。

目標による管理の問題点

目標設定には数値化(定量化)が伴う。あらゆる業務を数値化するのが困難な場合が多い。
組織全体のパフォーマンスよりも自己のパフォーマンスが優先されがちである。
長期的な目標設定が困難なため、短期目標に陥りやすい。

Comments