›6 28, 2006

マネジメント日誌008「経営革新」

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社長命令で自分を含むミドル層が集められた。20台後半から30代後半までのメンバーだ。ベンチャーだから年齢層が若いが、人を管理している連中だ。

社長からの指示は、「このメンバーで将来の当社の戦略、方向性を構築しなさい。今後私は口を出さないから自分たちで全て決めて、取締役会で定期的に報告しなさい」ということだけだった。

ようやく自分がこの会社に必要な経営革新が実行できると意気揚々とした。だが、集められた他のメンバーは違ったようだった。

キックオフ・ミーティングに出席した彼らの表情に違和感を感じた。忙しい業務の合間に出席しているから面倒くさいのかなどと勘ぐった。

しかし、どうも彼らは何をすれば良いのかといった根本的なことから、経営戦略の方向性をつくりあげる方法も何も知らないのだということがわかった。

キックオフは何でも言いたいことを言ってもらうようにしたが、彼らから積極的に発言されることは無かった。自分が質問しないと出てこない。主体性の低さに嘆いた。

どうやら経営革新は自分が思っていたよりも時間がかかりそうな気がした。

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