人間の欲求には大きく分けて2種類あるというのがハーツバーグの理論だ。
・衛生要因「ハイジーン」
->不満の種となる要因、不満足要因
・動機づけ要因「モチベーター」
->満足感を感じるの要因、満足要因
ハイジーンは例えば報酬・給与、職場環境、労働条件、会社の政策などがあげられる。もっと言うと仕事そのもの、働く最低限の理由がハイジーンになり得る。衛星要因と名づけられているが、例えば便所は衛生的にすることが必要だが、それでは満足にならない。またすぐに不満が出てきてしまうからだ。
モチベーターは例えば、仕事での満足感・達成感、やりがいといった心理的な要因による。
ハイジーン、モチベーターどちらもコインの裏と表のようなものだ。コインは仕事そのものだ。仕事自身がハイジーンにもモチベーターにもなり得る。