›5 14, 2006

資産運用や投資はすればするほど損する。

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今まで現金でもっていると損をすると伝えて来た。銀行の預金でも損をする。
インフレやリスクフリーレートがあるから。銀行の定期預金なんていうのはさらに機会コストを損失してしまう。

だが、株や投資信託による資産運用、投資というのも言われているほどパフォーマンスは出ないのである。投資信託の本や株で金儲けする本を買っても書いていないか、小さくしか書いていない。

それは税金である。

例えば、源泉徴収で株の売却益、配当から20%引かれたとしよう。株価が上昇しているときはその額から20%引かれて80%収益となるからまだよい。とは言っても複利で増える計算をしているとこの20%引かれるのが大きな差になってくるけど。

ところが、翌年株で損を出したとしよう。ところがこの際には昨年支払った税金はまったく戻ってこない。株なんていうのは、得をするときもあれば損をするときもある。税金は企業のように合算してもらわないと損をする。搾取である。

こんなこともあって、投資ファンドは無税国家(タックスヘイブン)で営業をし、個人投資家も香港や他のタックスヘイブンへと移った。そしてまたそのような税を払わない日本国居住者を国は制限し徴税強化しようとしている。

そういえば村上ファンドもシンガポール支店開設か。。

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