›6 17, 2005

ホリエモンの経営戦略入門本

Category: 書評 / 0 Comments: Post / View

前回、企業というのは、どんどん効率的になると同時に人間性を失うのでは
ないかと書きました。
コスト構造、事業内容からもかつての大企業、一流企業も落ちぶれつつある
ところは多いでしょう。

この前の野球球団買収劇で一躍有名になった楽天、ライブドアといったイン
ターネットベンチャー企業は非常に効率的であると注目しています。

特にライブドアは社長の堀江氏の発言、著書でさんざん主張されているよう
に、あえて古い体質の企業に挑戦的な発言をしています。例えば「老害」と
いう言葉が使われていますが、若い人のほうが生産性が高いと。
これは日本の終身雇用、年功序列に対する挑戦でもあり、同時に効率性への
挑戦でもあると思います。

そのような発言や、完全成果主義(20代でも副社長、長年会社を支えた経
営幹部でさえ失敗すれば平社員へ降格)など、色々批判もあるようですが、
この企業はすごいスピードで成長していることは確かです。

恐らく、こういった企業に古い体質の企業は、生産性という観点ではまった
く及ばないと思います。
そして、どんどんこのような新しい体質の企業が誕生していくのだろうと
感じています。

堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方
4797326948堀江 貴文

ソフトバンクパブリッシング 2004-08-31
売り上げランキング : 5,607

おすすめ平均 star
star搾取されている若者に志をアジテート
star本当の堀江貴文が分かる
star現代の織田信長

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
Comments