資本主義が進むにつれて、市場はどんどん効率的になりました。
その結果、企業も効率的になりました。ですが、このことが意味することは
とても恐ろしい一面があります。企業は人間性をどんどん失っているのです。
最近の野球球団買収で多くのベンチャー企業が古くからある企業にとって変
わって来ていると思った人も多いのではないでしょうか?
最近の成功している企業の特徴として、社員が若い、労働組合が無い、完全
成果主義(要するに年齢はまったく関係ない、50過ぎでも20歳でも同等
に勝負しないといけない。そして大抵若い方が生産性が高いので給料が高く
なる)、株主利益追求主義(社会貢献や従業員に対する意識が低い)などが
上げられるかと思います。
ひどい会社になると、社会保険に入っていない企業もあるようです。
リベラルの見解によると、これは歓迎すべきことで、最終的に富全体は向上
します。(もっとも資本家だけが儲かるとも言えますが・・)
まあ色々な見方があると思いますが、既存の古い企業だけでは、もう日本経
済は競争力は無い、と思います。
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▼ グローバル・リーダーシップ ▼━━━━━━━━━━━━━━━
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グローバル・ビジネスとは、多国間、多様な文化を持つビジネスマンとの
仕事だ。日本人どうしのビジネスの場合と大きく違う。
文化が違えば、仕草だとか、表現の仕方が違うし、ビジネス慣行も違う。
だが、グローバリゼーションは進み、多国間でビジネスをする機会は増える
一方である。
今後のビジネスは本社は東京、工場は中国やベトナム、市場はヨーロッパや
アジア、アフリカや南米からの輸入というのも増えるであろう。
それが国際経済の流れである。
多様な文化の人々とビジネスをするということは、今まで知らなかった価値
観にも出会うだろうし、感動もあれば失敗もあり得る。だが、多くの価値観
の中からは多様なアイデアがでて、組織が活性化する効果がある。
さて、グローバル・リーダーシップを発揮するための6つの基本
(1)チームワーク
(2)積極性
(3)個人的能力
(4)人間性
(5)カリスマ性
(6)主体性
相手の文化をよく理解し、溶け込むことが大切だ。
そして、文化の違いをいかにして埋める事ができるかが勝負だ。
グローバル・リーダーシップ―21世紀型指導者に求められる資質 | |
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まあ、自然界も弱肉強食だから、自然の法則と受け入れるしかないかもな。