頭に来たこと。
橋龍が中国にSARS見舞金を渡しに行った時の中国に対する謙った態度。
最敬礼だった。逆に中国の方が「ごくろうさん」という感じで、軽く会釈し
たくらいだった。情けない。中国の利権か?売国奴のような奴である。
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▼ デリバティブ ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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ある商品や資産の価格、金利等価格に関連した指標に依存して価格が決定
される商品のことをデリバティブと呼ばれる。
デリバティブ商品は、農産物、金属といった実質資産から通過、短期金融商
品、債権、株式など広範な金融資産までいきわたる。
何故商品ができるかと言うと、企業はリスクを嫌うからである。リスクとは
将来の不安のことであり、つまりマーケットにおける将来の価格の変動のこ
とである。リスクによって企業は、将来大損害を出す可能性がある。(逆に
大儲けする可能性もある)
リスクにかかわるものは全てデリバティブ商品に成りうると言えよう。
□ 具体例
リスクをヘッジする例からデリバティブ取引を行う例をあげる。
例1)商社
総合商社は当然海外との取引金額が大きく、取引における為替レートが少し
違うだけで大幅な金額差となってくる。
取引が締結するまでの間に為替レートが変わってくるし、また、商品を運ぶ
段階でも為替レートは変動する。
そして、その為替レート変動は予測しがたく、リスクとなる。
そのリスクをヘッジするために、デリバティブ取引を行う。
具体的には、為替変動して損をする場合に、損をしなくても済むように、
大幅な変動した際には変動ぶんを第3者が負担する仕組みがある。
様々な種類があるのだが、変動によって益も出ないが損も出ないようにする
仕組みをデリバティブによってつくることができる、と考えるとわかり易い
であろう。
例2)電力
電力自由化が日本でも始まるが、アメリカでは既に電力自由化のおかげで、
デリバティブがずいぶんと発達した。電力会社は石油を仕入れ、石油によっ
て発電するのだが、この原油の価格が為替レートのように変動する。
結局この変動もデリバティブによってヘッジすることが可能となる。
つまり、デリバティブとはリスクを軽減させることが目的である。
デリバティブ取引を行うことにより、企業は安定した財務状況を維持するこ
とができ、経営が安定する。
デリバティブによってリスクを回避できるが、それによって儲けることが
できる人も出てくる。例であげれば、仲介手数料を取る者、ヘッジ先の者が
そうである。仲介手数料を取る者に限れば、リスクはまったくないのである
が、結局はゼロサムゲームであり、損をするものと得をするものがいる。
□ 個人でのデリバティブ
他にも様々なところでデリバティブ取引されているが、日本は米国から10年
も20年も遅れているといわれている。
ここのところ企業でもデリバティブ取引が増えてきており、結果として一般
個人にもデリバティブ商品が増えてきている。
例えば、株価連動型預金というのがある。
これは株価に連動して受取利息が変動するタイプの預金であり、株価が上昇
した時に金利が高くなるものの例を説明すると、コールオプション(特定日
の株を買う権利)が組み込まれているため、金利が変動するのである。
つまりデリバティブの部分はこのコールオプションの部分である。
ちなにみ、株価が下がることによって金利が上昇する商品もある。
つなり、ゼロサムゲームだ。
□ デリバティブの特徴
(1)商品の多様性
デリバティブ自体、リスクに関わることであれば商品化できる可能性を秘
めいてる。また、実際に他の金融商品よりもバリエーションが多く、価格
の値上がりによって利益をもたらす商品もある。
(2)レバレッジ効果
株式、債券といった金融商品の売買には、株式、債券といったそれ自体を
もっていなければならない。しかしデリバティブでは証拠金といい、取引
当初にわずかな額で取引することができる。
これをレバレッジ効果と呼ぶのだが、デリバティブ取引で倒産した銀行や
会社は多いのはこのレバレッジ効果のせいである。
□リスクヘッジの目的
(1)リスクヘッジ
先の例で示したように、将来のマーケット価格の不確実性を回避するため
の方法での利用である。
(2)スペキュレーション
スペキュレーション=投機。つまり小額で大きな取引をすることができる。
(1)、(2)は非常に逆説的ではあるのがおもしろいね。
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金正日なんかを広島に招待してどうする。アホか。