›5 23, 2005

One For All, All For One(一人はみんなのために、みんなは一人のために)

Category: HR(人事) / 0 Comments: Post / View

アメリカ型の成果主義は効果があると思います。
仕事が出来る人だったら、仕事が出来ない人と同じ給料だったら嫌だと
思う気持ちはあたり前だと思います。

でも、多くの日本企業が仕事の成果と給料が紐づいていませんね。

社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!


安売りメガネチェーン・株式会社21(トゥーワン)の紹介です。

デフレでメガネがとても安く買えるそうですね。
近視は手術で直るようになったが、みんなメガネを買う。


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One For All, All For One(一人はみんなのために、みんなは一人のために)

夢のあるところに人は集まる。
本田宗一郎は、従業員100人にも満たなかった町工場だった時に既に、
「世界を目指す」と人差し指を大陸に向けた。

これまでも如何に安く労働者を集められるか?労働者を主体的に動かすこと
ができるか?考えてきた。

企業の成功はまさにそこにあると考えられるからだ。

「お金とは無関係にこの仕事がしたい」
そんな仕事が株主と経営者にとって都合が良い。
労働者も喜んで仕事をする。

そのために一番必要なのは仕事自体の楽しさだ。
だが、楽しさがないとしたら?

「夢」だと思う。

人は夢のあるところに集るから。


<<<不労所得について>>>
不労所得は多くの方が興味があるようだ。ということで補足。

不労所得といっても実際にまったく労せず所得を得るという意味ではない。
どんな企業でも独自のシステムを持っている。システムとはビジネスモデル
の体系のことをここでは言っている。

経営者にとってそのシステムが優れていれば、システムが収益を上げ続け
てくれるのだ。悪いシステムは、いつも改良しなければならなかったり、
システムのサブシステムが合理的でないために、システム全体で悪影響
を及ぼしたりしてしまう。

大企業として成功した企業は、システムが優れていたということだ。
経営者の意思決定とは無関係のところでシステムが動きつづけ、収益を
あげる。

ITバブルという言葉が流行ったが、何故ITブームが騒がれ、ITバブルと
呼ばれ崩壊したのか。

ITブームの先駆けと呼ばれたiDC(インターネット・データ・センター)企業
のエクソダス社は負債総額45億ドルで破産申告を昨年した。

ITブームの時、誰もがITとインターネットは既存のあらゆる手法を変えると
言った。だが、投資家の視点は違う。

ITがいかに効率の良いシステムで、不労所得を生み出すかにこそ
ITブームの本質があったのでは無いだろうか?

iDCはサーバ(コンピュータの箱)を置き、電気と回線を供給する企業
のことだが、他にも監視、障害対応等コンピュータに不可欠な運用を
提供することで毎月定額のキャッシュフローが入る。

このシステムは、コンピュータシステムのため用意に拡大が可能で
自動化もできる。簡単に不労所得が入るビジネスモデルだ。
不労所得を増やそうと考えれば、スケールメリットを追求しシェアの
拡大に走る。

だが、エクソダス社は破産。ITとインターネットビジネスは償却期間
が短く、コンピュータの発展はドッグイヤーだ。シェアの拡大には
投資が過剰であり、投資回収と不労所得の割合が合わないことも
ある。

今では冷静にiDC事業を見ることができるのではないか。

アマゾンドットコムは予想以上の利益を計上したと騒がれた。
初期投資がいつまでも続くかに思われたが、システムが完成する
に従い、不労所得を産みだす。

セコムは金庫の販売のような初期コストで儲けているのではない。
防犯、セキュリティを軸とはしているが、ランニング費用で儲けている。

例えばココセコムは車のGPS監視、駐車中の異常監視を行うと2,400円/月
だ。実際に車が盗まれることは稀である。監視に伴う実際の費用なんて
本当に定額だろう。また実際に異常が発生した場合には現場急行料金を
取るのだ。つまり月額ランニングは固定費用を省いた額が不労所得として
得られる。もちろんセコムというブランド(安心感)に客はお金を払って
いるのだが。
■ココセコム
http://www.855756.com/

この時期冷静に考えれば、完成したシステム(企業全体を通して)
を持つIT企業は強い。人的ネットワークのマルチ・レベル・マーケティング
も優れたシステムだが、人よりもコンピュータは完ぺき主義で増員
の投資はほとんど発生しない。

<<<あなたはひとりか?>>>
トム・ピーターズの本にはよく「友達や同僚と一緒に考えてみよう」と
ある。

ラグビーでは「One For All, All For One」という言葉が使われる。
集団スポーツというのは、勝利の決め手はチームワークだ。

一人では勝てない。

チームを引張っていくためには、リーダーシップを持つものが必要だ。
チームワークとはぶら下りのことではない。
無能な者が一人でもいると組織は乱れる。

組織を一流にするためには、リーダが必要だが、リーダは優れてなければ
ならない。

あなたはリーダーになることができるだろうか?
次回リーダーシップを見ていく。


○仕事は楽しいかね?


自問自答してみると良い。
やりたい事のみを追求するのか?やるべきことで手一杯なのか?

そんなところで、その人に人生と価値観が決ると思う。
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2次会には行くな。時間の無駄だ。

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