›5 21, 2005

人事制度

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デフレだ。
100円ショップでさえ高いという感覚に陥っていないだろうか?!
66円とかで売られると、製造業はもうどうしようもない。
中国人の安い賃金でも中国の工場を稼動できなくなるんでないか?

日本は、土地や食物は世界でトップの値段の高さだ!!
外食産業は笑いが止らない。(牛丼はかわいそうだが・・・)

だが、生活用品はどこまえも安くなりつつある。

どこまで価格破壊が進むのだろうか?
喜ぶのは専業主婦と子供だけでよろし。

企業の低収益は僕らの賃金の低下に結びつくから。

▼ 人事制度 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(^o^)「昔だったら、ボクのような若者を子会社の社長に登用されなかったろうな」

そうだね。

(^.^)「ボクの場合は、会社に対する忠誠心さえないのに」

それは問題だな。

(^O^) 「でも所詮は労働者。役員で株を持っていない限り、会社とは対立する」


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▼ 解説 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□人事制度
労働者を採用して、その効率的活用にはどのような制度を設ければいいのか?

ぼくら、労働者はかならず不満と会社に対する不信感が発生する。


□環境変化と人事制度
目まぐるしく、世の中が変化している。変化は3つある。
1.精神的変化
2.肉体的変化
3.外的変化

1.精神的変化
 個人の価値観の変化がある。集団主義から個人主義。公から個への変化
2.肉体的変化
 高齢化。病気。女性の社会進出と貞操観の喪失
3.外的変化
 国際化。アメリカンスタンダード。中国の脅威。

世の中の変化にあわせて、人事制度も変化すべきである。
例えば、以下の制度がある。

1.定年制
2.定年者再雇用制
3.選択定年制
4.出向制
5.役職定年制
6.職能資格制度
7.専門職制度
8.女性再雇用制度
9.育児休業制度
10.介護休業制度

1.定年制
2.定年者再雇用制
3.選択定年制
定年関連の制度多し。今までは、能力よりも会社に対する忠誠度が社内の位置
付けを決めていたところもある。
21世紀からは、わがままな若者を積極的に、会社の重要な職務や管理職に登用
すべきである。

定年なんて関係ないのだ。中年のおじさんには日本を復興するセンスが欠落
している。

4.出向制
5.役職定年制
6.職能資格制度
 人事制度の根底をなすものではなかろうか?職能資格制度は、各職務の困難
度、責任、重要性、利益度などを判断基準として資格区分をを行い、各職務部分
に該当する職務資格等級基準を設定するきじゅことにより、人事処遇を行う
制度だ。

会社には、直接的には何の利益ももたらさない人事部門が基準を設定すること
に不満がつのるかもしれない。

だが、管理部門は常に「お前ら、誰に食わせてもらってるんだ?!」言われて
生きていく運命だ。

7.専門職制度
8.女性再雇用制度
 かつて女性は低賃金で企業にとって都合が良かった。だが女性の社会進出は
女性の発言権を強め、男女平等が原則となった。
最近では、企業も考えを改め、女性を積極的に活用しようとする企業も一部
現れてきている。

9.育児休業制度
 男女平等社会として、1歳未満の赤ちゃんを養育する労働者は、事業主に申し
でることのできる制度だ。
最近では、男でも制度を利用するものがいる。男が赤ちゃんを育てて、女が
仕事をして養うのか?ビン・ラディン、信じられる?

10.介護休業制度
3人に1人が年寄りの日本。年寄りを自立させることが大切なのだが、健康に
問題のある年寄りは、子(大人だけど)が介護しなければならない。

99年4月から、育児介護休業法により、家族の介護を行う労働者が休業しても
雇用の継続を促進する制度ができた。


独身一人暮しの連中は、まったくの無関心かもしれない。
家庭を持つものにとっては、厳しい日本社会。
不公平と感じないだろうか?


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▼ コラム ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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先日日本テレビのスーパーテレビ500回記念番組が行われた。

内容は外食産業で働く者たちのドキュメンタリーなのだが、、、

番組の中心の男は、かつてその外食産業で幹部にいた。だが、ある失敗から
降格になり、10歳年下の部下が上司となるのだった。

その部下かかつて男がアルバイトから眼をかけて育ててやった者だった。

自分の育てた部下にこきつかわれる。

だが、45の中年がもう一度花を咲かすには、がむしゃらに働くしかない。

ある日男は、同期の推薦から大阪から東京に行き店長をやらないかと誘われた。

男は迷った。降格になり、自分の家庭のありがたみを知ってしまったからだ。


男は、悩んだすえ決心し東京に行った。そこでは、さんざんにかつて自分の
育てた部下にこきつかわれる。

男が育てた部下は、それでもかつて自分を育ててくれたその男に対する思いやり
で叱っているのだ。

だが、男は会社を辞めた。
かつての部下に「お前は、最低だ!!」と罵倒され、男はスミマセンと頭を下げた。

なんて情けないんだ。

無表情な男の上司、かつては部下で男に眼をかけられたのだが、彼は語らないが、
孤独な眼をしていた。女房はすでに去っていて、悲しすぎる顔をしていた。

一方、大阪に帰った男を待っていた子供が「パパ」と抱きついてきたのが印象的
であった。

家族を抱えた男。彼はどこへ行くのだろう。

かつての部下は、最高幹部へと出世したそうだ。


●家族も大切!!仕事も大好き!!それが最高だ。
体は1つ。必死に頑張るのが最高だが、要領の良さも必要だ。
さあ、頑張って自己啓発しよう!!

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