›5 18, 2005

高額納税者No1でサラリーマンの清原達郎さん

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推定所得は約100億円だそうである。
その100億円は給料である。高額納税者というと金貸し業の会長だとか、まあ族経営のオーナーが常連であった。
だが、サラリーマンというのには仰天した。
清原達郎さんというのは野村證券の後、MBA、外資証券会社(投資銀行業)というMBAに行く連中が最も憧れる王道を歩いている。
かなり地味な生活をしているというのは実は驚いた。
普通は外資証券や投資銀行の連中は、超ハデな生活をしているから。

というのも、日本企業のサラリーマンと違って終身雇用なんてないし、退職金ももしかしたら無いような業界で、40以降は精神的に疲労して働けない(SEみたいだな)という職種だから。

それでも地味な生活をしているというのに感心した。
いったいその使い道は考えているのだろうか?

この人の仕事は企業年金を預かって運用するという機関投資家(年金基金)の会社(タワー投資社という名前らしい)で預かったかねを株式にファンド組んで投資してそのリターンを稼ぎ出すということをやっている。ライブドアの堀江と親交のある「村上ファンド」の村上氏の仕事と一緒だ。

しかし、100億を給料でもらうということは、少なくとも企業側は同じ額以上の利益取っていると最初考えた。
ところが、実際には報酬というのは2割程度らしい。(利益を出さないでも給料を貰う社員を補填しているからか。。。)

このように投資銀行というのは実力次第で大金を手に入れることのできる会社であり、MBAでも卒業後の就職先として羨望されていた。

(MBA優秀な成績なのは、企業派遣の連中で、しかも地味で給料の非常に低い通信だとか製造業の連中だったりした。彼らは会社に戻っても40になっても1000万の給料届かないんだよな。。他方投資銀行の連中は数千万の給料)

金が金をつくり動かす時代。まともに働くと馬鹿みたいに思う人が増えるんじゃないかなー。

清原達郎さんの100億円の収入というのは、元をたどると誰のお金でしょう?とか考えてみたりして。

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