世界的な禁煙ブームにより、今となっては喫煙者の方が少なくなってしまった。
JTの調査によると、昭和40年代には80%を超えていた男性の喫煙率も今では40%を下回っている。
健康に対する被害が広告にまでなり、喫煙場所は限られ、値段も高くなったのだから当たり前の傾向といえるかもしれない。
タバコの害は、広範囲に及び、肺がんのみならず、糖尿病、高血圧、脳梗塞など様々な病気との組み合わせに悪影響を及ぼすそうだ。
そのタバコの喫煙量と健康との関連表す指標がブリンクマン指数である。
ブリンクマン指数は、「1日当たりの平均喫煙量×喫煙をしていた年数」によって求めることが出来る。
指数の数値によって健康状態が下記のように把握することが出来る。
400以上……肺ガンが発生しやすい状態
500以上……COPD(慢性閉塞性肺疾患)の危険値
600以上……肺ガンの高度危険値
1000以上……喫煙者の喉頭ガン発症者平均値
1200以上……肺ガンに加え喉頭ガンの危険性が激高
現在は、人間ドックや精密健康診断でCTスキャンで肺の検査ができるので、喫煙者でブリンクマン指数が気になる人は定期的に点検すると良いだろう。