›2 08, 2011

ルイスの転換点

Category: 政治経済(Political Economy) / 0 Comments: Post / View

イギリスの経済学者、アーサー・ルイスによって提唱された概念。

工業化前の社会においては農業部門が余剰労働力を抱えている。工業化が始まると、農業部門から工業部門へ余剰労働力の移転が始まる。工業化が順調に進展した場合、農業部門の余剰労働力は底をつき、工業部門により農業部門から雇用が奪われる状態となる。この底を突いた時点がルイスの転換点である。
農業分野の労働力が枯渇して工業分野へ移転しなくなります。この移転しなくなる時点を「ルイスの転換点」といいます。現在中国の労働力不足が顕著になっていて

ルイスの転換点以降は、雇用需給が締まるため、賃金率の上昇が起きる。


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