›10 19, 2010

インターネットのスタートページの変化

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インターネットを見るとき、ブラウザを開いて最初に出るページは何にしているだろうか。
Yahoo!かGoogleが多いと思っていた。インターネットで見たい情報は検索かニュースかWebメールが圧倒的で、ビジネスマンなら検索することが一番多いのではないか。
しかし、ここ最近ではスタートページとしてはFacebookのようなSNS、Twitterが急速に増加しているそうだ。
考えてみるとTwitterはユーザの増加により非常に便利になってきている。検索して即時性のある情報を収集するには検索エンジンより優れていると思う。
検索エンジンは基本的にWebページを検索するためのデータベースで、Webページを定期的に情報収集を行ってデータを更新している。Blogやニュース用の検索エンジンカスタマイズもあるが、絞り込み検索といった使い方になるのではないか。
その点Twitterはユーザの増加に伴い、必要な情報の即時性の検索という意味で重宝している。
朝の電車の運行情報だったり、局地的な天気情報だったり、新聞やテレビでは取り上げられないようなニュースであったり検索すると新しい情報からどんどん見つかるだけでなく、人と人とのコミュニケーションやネットワークがあるので自分の興味に限定したフィルタリングが有効に働く。
これはSNSでも同様だろう。Blogによる情報発信者が増えているのも大きいと感じる。

検索エンジンの比率が低下している原因のもう一つに、検索の信頼性が低下しているとも感じる。
最近はGoogleでも検索して必要な情報がなかなか見つからない。他の検索エンジンではもっと見つからない。
どんなキーワードで検索しても、検索結果はそのキーワードの情報を集めた広告サイトか販売サイトばかりが出てきてその信頼性がかなり怪しい。SEO業者が多いということは、検索エンジンの構造に欠陥があり、情報が良くても最適化されていないと検索上位に表示されないという問題があるからだ。
検索エンジンの信頼性の低下が、SNSやTwitterのように知っている人からの情報は信頼できるという流れになっているのではないかと思う。

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